時計沼

私はメガネも好きだが時計も好きである。

 

時計と言っても現行で売っている時計ではなく、

昔の年代の時計、いわゆるヴィンテージ時計にハマってしまった。

 

なぜヴィンテージ時計にハマってしまったかというと、

それは「サイズ感」と「こなれ感」だ。

昔の時計は今売っている時計より小さいサイズが多く、

そのサイズ感が私にドンピシャなのである。

 

私は男だが腕がとても細いので少し大きい時計を装着すると

バランスが悪くなってしまうのだ。

もちろん好きな時計であればサイズの大小関係なく購入すれば良いのだが、

全体で見たときに不自然に時計だけが浮いてしまうのが苦手なのだ。

 

また、ヴィンテージ時計は持ち主を渡り歩いてきているので、

細かな傷と共にたくさん経験をしてきてすでに貫禄を持ち合わせているのだ。

経験値豊富な時計にすでに仕上がっているので、

装着した時の「こなれ感」に繋がるのである。

 

今回紹介するヴィンテージ時計はオメガだ。

1970年代のデヴィルというモデルである。

悪魔のデビルではなく、街や都会を意味するフランス語からきている。

1970年代 デヴィル タンク型 H型レクタンギュラー

カルティエのタンクに似ているケース形状は程よくエレガントで、

ゴールドとブラックで統一されたカラーリングは程よく無骨である。

インデックスはバータイプなので、シンプルで洗練された印象だ。

特に格納された竜頭はより全体の印象を引き締め、男らしさを演出している。

 

横幅が31.5mmのケースサイズは私の細い腕によく馴染み、

スタイリングをグレードアップしてくれる。

 


これからの季節は気温が上がり汗ばんでくるため、

革ベルトではなくナイロン製のNATOベルトに変更した。

このNATOベルトもこだわって製作された素晴らしいベルトなので、

別の機会に紹介したいと思う。

 

NATOベルトに変更してもバッチリとはまる

 

時計はブランドの歴史や針を動かすエンジンであるムーブメントなど

話をしだしたら止まらないほど深い穴であるため、

あくまで私がカッコイイと感じたポイントのみを紹介させていただいた。

 

ではまた。